セーターの袖より白き腕かな

kajiyanoの新たなチャレンジ。

「仕事の個展」イベント第1弾が開催中です。


現代版「田舎の仕事」ギャラリー

 

いよいよkajiyanoの新イベントが始まりました。

過去記事「白壁を占むる原画や冬館」(11/21)

“兵庫のまんなかのコワーキングスペース(神崎郡神河町)で、『 WORKS LIBRARY#1 デザイナー 木村 淳』が開催されている。入場無料。

コワーキングスペースkajiyanoが企画。第1弾として、兵庫県内で商品パッケージデザイン、自治体などのブランディングを手がける、デザイナー・木村淳さんの過去の仕事を紹介。16日には、kajiyanoオーナーの山口貴士さんとのトークセッションも行われる。担当者は「見る人の心をぐっと惹きつけるデザインの力をご堪能ください」と参加を呼び掛けている。17日まで。”(Kiss PRESS)

個展は2日(土)スタート。

土日がヤマかと思いきや、意外にも本日(火曜)最高人数を記録。

朝から17時過ぎまで数珠つなぎのように人が来て、日中まったくブログを書く時間が取れませんでした。

(堂々と言い訳!)


「イベントは準備が8割」と聞いたことがあります。

本当にそのとおり!

準備は2日に分けて実施。

1回目は、展示内容や動線などの打ち合わせ。

2回目(前日)は、kajiyanoの通常レイアウトを一度リセットして、木村さん作成のレイアウト図に基づきパネル等を掲出。そこそこに解散・・・

のハズが、掲示物の印刷トラブルが起こったり、作業してみて改善点が見つかったりと本当に直前まで作業することに。

気づけばなんと、深夜1時半。

 

作業に没頭していた12/1は、実はわたしの誕生日。

「実は今日・・・誕生日だったんです」

「え・・・すみません!!」

「いえいえ、楽しい一年になる予感がします!」

本当に、疲れや眠気よりもワクワクする気持ちが勝っていました。


お互いに何かとブラックなイメージのある広告業界のサラリーマン出身。

「会社にいた時を思い出しますね〜」

わたしが言うと、木村さんも深くうなずきました。

「でも何だかテンション上がってます!!」

クールで落ち着いた印象のある木村さんからそんな言葉が聞かれるとは思いもせず、妙に嬉しくなりました。

 

木村さん曰く、アーティストや有名デザイナーならまだしも、自分がデザイナーとして個展を開くことなど想像もしていなかったとのこと。

「最初で最後と思っています」

わたしにとっては、ここ数年考えてきたことを実行に移すとき。

お互いに、新たな一歩となるイベントが始まりました。

16日のトークセッションには、ネット経由で朝来市のほか豊岡、加西など幅広い地域からの申し込みが来ています。

ここからまた新しい出会いが生まれたら良いなと思います。

スペシャルトークセッション
16日(土)13:00〜15:00 先着20名
ご予約は☎︎0790-35-0673もしくは問い合わせフォームにて。

完成レイアウトの一部
木村さん(イケメン)

今日の一句

 

セーターの 袖より白き 腕かな

セーターの そでよりしろき かいなかな

季語:セーター(冬)

男二人の、深夜に及ぶ準備作業。

木村さんはスタイリッシュな上着を腕まくりして、漆喰の真っ白い壁と格闘していました。

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