前回の記事は肩に少し力が入ってしまったので。
ブログを続けてきて感じることをさらりと。
独り歩きする生き物、ブログ。
kajiyanoサイトのリンク先整理をしていて、妻と顔を見合わせました。
「コンテンツ多いな・・・」
谷間の家さんきらのサイトとフェイスブック
kajiyanoのインスタグラムとフェイスブック。
そしてこのブログ。
「あぁ、こんなことしてたなぁ」
「これ2年目の夏かな?」
見返すと、思い出があれこれ。
定期的に情報を更新しているブログは日記がわりになる面があります。
そして、それはもはや自分にとってだけではなく・・・
先週、赤田地区の伝統行事「虫送り」に消防団で警備に出た際のこと。
「ブログ読んだわ」
と先輩から声をかけられました。
「え?あ、僕のですか?」
その人とブログの話は一度もしたことがありません。
「去年の虫送りどんな感じやったかなぁ思って検索してな」
・・・そうなのです。
ローカル×ニッチな分野の記事を書き続けているので、キーワードによっては、google検索した際に原点諧記が上位に出てくるのです。
”ブロガー”としては喜ぶべきなのでしょうが、人の目につきやすくなっているということで、思わぬ影響も出ています。
基本的には、前向きな話題を中心にチョイスしているつもりです。
しかし「田舎のリアルな暮らし」というテーマなので、ときに地域のネガティブな話題を含むこともあります。
そのことによって、お叱りをいただくことも実はあり・・・
発表から少し時間が経ってからでしたが、記事を見つけて気分を害されたという方から、間接的にクレームを頂き大幅にリライトしたこともあります。
(どの記事かは言えませんが)
伝えてくださった方曰く
「パソコンやインターネットなんか自分は一切分からんのやけどな」。
つまり、ウェブ上で発信した情報がネット使用環境にない人にも伝わっているということ。
考えてみれば、田舎のクチコミの速さは都市部以上。
背筋が伸びる思いがしました。
過去記事も含めて、ブログで発信した内容はみずからの手を離れて拡散していきます。
地域において。
あるいは、都市部や海外において。
「読んだ人がどう感じるか」
想像をめぐらせながら、じっくりと。
暮らしの中での気づきや想いをこれからも綴っていけたらと思います。
今日の一句
文豪の 顔を真似たる 夏館
ぶんごうの かおをまねたる なつやかた
季語:夏館(夏)
憧れの書斎はいまだ無くとも。
扇子を仰ぎながら、ちょっと難しい顔をしてみる夏のひとときです。