相も変わらず、暮らしはマイペースそのものでありながら。
関東方面からも声を掛けていただく機会が出てきました。
日々の発信が結実?首都圏メディア取材
田んぼに牛フンを撒く作業が思った以上に重労働で、明日の筋肉痛を予感しながらパソコンと向き合っています。
9月下旬のある日、kajiyanoに1本の着信がありました。
電話を受けた妻から、わたしへ連絡。
「なんか、ようわからんのやけど、イーシュッパンの人から連絡があったんや。夫から折り返すって言ってあるから!」
「e出版?よくある自費出版系の話かな・・・」(調べたら実在していました。)
おなじみのバトンパスに戸惑いながら、とりあえずわたしからライターさんへ電話することに。
電話番号を入力しながら、頭の中でたどるメディアリスト。
「ん?もしや、、『枻(えい)出版』?」
枻出版といえば、アメリカンカルチャー系マガジン『Lightning』や日本の見どころを発信する『Discover Japan』などの定期刊行誌のほかムック本を多数出版している会社。
話を聞いてみると、やはり『枻(えい)出版』。
地方を紹介するムック本シリーズの姫路版『姫路本』の播磨特集で紹介させてもらえないかとのことでした。
どうやら、編集さんがネットで検索して見つけてくださったようです。
このブログも地味に4年目。
さんきらサイト、さんきらフェイスブック(→kajiyanoフェイスブックと合体)、kajiyanoサイト、kajiyanoインスタ・・・
「地道に情報発信してきてよかったなぁ」とねぎらい合いました。
取材は、大阪の女性カメラマン&神戸の女性ライターのコンビ。
「実は、前職が某広告代理店でして・・・」
「え〜そうなんですか!お世話になっております」
なんてくだりもありながら、撮影は早々に終わり(素晴らしい腕前でした!)フリートークのような形式に。
馴れ初め、移住を決めた時のこと、どん底時代、現在の暮らし。
もちろん誌面に載ることはない話がほとんどですが、辛かったことも含めて話の種だなぁと思います。
都市部の生活者として、kajiyanoのコンセプトにも共鳴していただいたようでした。
お二人とも健康に気を遣われているようで、お帰りの際にはお米や味噌を購入してくださいました。
なかなかに厳しいスケジュールだったようですが、10月25日に無事書店にお目見え。
送られてきた掲載誌を見てびっくり!
「播磨エリアを小旅行」という特集内で、「中播磨」は神河町のみ、kajiyanoがメインという異例の扱い。
「いま、神河イチわくわくできる場所」
「神河の最旬アドレス」
編集さんによってはNGが出そうな表現もバシバシ登場。
写真も盛りだくさんで、ちょっと恐縮しつつも、「なんか楽しそうな場所だなぁ」と思ってしまいました。
たしかに面白い”兆し”はありますが、コワーキングスペースとしてはまだまだこれからです。
それでも都市圏の方々からこんな風に紹介してもらえたのは、ポテンシャルを感じてくださったからなのかなと思います。
生活に近い場所でもあり、自分たちでもkajiyanoという場の位置づけが分からなくなることもありますが、こうした「外からの目線」に教えられることが少なくありません。
(本来は私たちが「外からの目線」でもあるのでしょうけど、いつの間にか・・・)
この本を見て、兵庫旅のついでに立ち寄ってくれる人たちとの出会いが楽しみです。
今日の一句
秋色や 若人の曳く 一輪車
しゅうしょくや わこうどのひく いちりんしゃ
季語:秋色・秋の色(秋)
久しぶりの秋晴れの中、農園や田んぼで流す汗。
少しはサマになってきたでしょうか?