三度目の正直?
今年の田んぼはひと味違います。
「山口さん家の有機稲作」シーズン3 経過順調!
4年に1度のロシアワールドカップ。
下馬評を覆す日本の活躍、強豪国の苦戦、”弱小国”の戦術と意地。
一次リーグの佳境を迎える中、深夜の放送を追いかけて寝不足の方も多いのではないでしょうか。
我が家では、もうひとつ追いかけているコンテンツがあります。
それは現在CMも放映中のAmazonプライムビデオ「バチェラー・ジャパン」シーズン2。
毎週金曜配信。
平たくいうと「高スペックの独身男性を20名の女性が奪い合う」というストーリー。
「”最良のパートナー”の定義とは?」
既婚者としても大いに考えさせられる(と言いながら単純に楽しんでいるだけ)内容。
今週ついに最終話を迎えます。
長谷の友人の影響で、山口夫婦は先週末から入門。
夜にコツコツと視聴を重ねて(?)ようやく追いつき、フィナーレの準備は万端。
わたしたち夫婦をバチェラーの世界に引き込んだ張本人達(既婚)といっしょに、あれこれツッコミながら観る予定です。
さて、そんなタイムリーな話題に続いては、今年の田んぼのお話。
保田式農法による米づくり、3年目の挑戦です。(品種:コシヒカリ 1反7畝)
今やすっかり「長谷で雑草だらけの田んぼをしとる子」という残念なイメージが定着している感がありますが、今年はようすが違います!(うまくいくとは言わない)
昨年まではすでにコナギやオモダカといった水田雑草がびっしりはびこっていたこの時期。
ところが今年はまるで除草剤が効いているかのように(妙な表現ですが)土の色がほぼ見渡せる状態をキープできています。
とはいえもちろんゼロではなく、田植え1週間後に機械除草を1回、2週間後位に手で除草を行っています。
【平成30年の主な変更・改良点】
①イネのハウス育苗期間を延長したのち田植え
→できればもう少し長い状態(中苗〜成苗)で植えたい。
②水位の高い状態で田植え
→マーカーが使えない部分もあり初心者には至難。(師匠にずいぶん助けていただきました)
③田植え後、水位を高くキープ(8cm以上)
→日光を遮ることで抑草。ものさしで定点観測しています。
水位が高くなることで田植え直後はイネがやや苦しそうにしていましたが、生育と共に元気な色に。
おそらく昨年は、長谷における反あたり収量ワーストだった山口家の田んぼ。
過度な期待は禁物と思いつつ、”シーズン3”のハッピーエンドを願うばかりです。
今日の一句
畦を踏む長靴の音蛙跳ぶ
あぜをふむ ながぐつのおと かわずとぶ
季語:蛙(夏)
水位の定点観測は、ちょっとした散歩でもあります。
わたしの足音を聞きつけると、畦で休んでいる蛙たちがいっせいに水面へ飛び込みます。