先祖の縁で、家族が集うお盆。
結婚してからは特に、家族という結びつきを強く感じます。
家族と過ごすひととき
来週の千葉×神河ツアー(未来こどもがっこう サマーアドベンチャー)の調整がいよいよ大詰め。
文章はまだしも、俳句のほうがまったくのスランプ状態に陥っています。
更新が大幅に遅れ申し訳ありません。。。
お盆の時期、長谷では家々に並ぶ車が増え、どこかウキウキとした気持ちにもなります。
わたしたちが暮らす旧蘆田邸も、毎年この時期には子孫が集結。
甥っ子や姪っ子たちの元気な声が田舎の原風景に響き渡ります。
山口夫婦の実家は同じ姫路でそう離れていないため、毎年、お互いの実家に1日ずつ寄るのが慣習になっています。
妻方の家においては、わたしは甥っ子たちから「タカッシー」と呼ばれる(単なる)遊び相手。
息子二人の山口家にとって、妻は娘のような存在。
連れて帰ると、両親も弟も喜んでいるのが伝わってきます。
両家でアットホームなひとときを楽しみましたが、個人的には内心そわそわとしていました。
なぜなら、お盆前後のツアーの確認作業に加え、新規クライアントの重要な”お盆明け提案”が控えていたからです。
「週明け提案」
「お盆明け提案」
「年明け提案」
クライアントファーストの広告マンにとって、こうしたリクエストに応えることは珍しくありません。
遠い目で代理店時代を想い出しながら、五感をフル活用して企画書と格闘。
客先からの帰り道は放心状態でした。
(提案は採用され、秋口に向けて新たなプロジェクトがスタートしました)
一年の中でも特別な、かけがえのない時期だからこそ。
「盆は仕事を入れるべからず」
来年の自分に強く言い聞かせたいと思います。
今日の一句
掃苔や 小高き丘の 水を汲む
そうたいや こだかきおかの みずをくむ
季語:掃苔(秋)
掃苔とは、墓石についた苔を掃い清めること。俳句では総じて墓参りのことを指します。
山裾の水が、ゆっくりと手桶に満ちていきました。