我が家に突然やってきた約30ペアのカブトムシ。
無事、たくさんの人の手に渡りました。
カブトムシを預かるの巻
「山口さん、ちょっと相談なんやけどね・・・」
クライアントでもある加西の酒米農家、ひょうご酒米処のオーナー(齢80近く)からの電話。
・堆肥づくりのために山中で竹チップを敷いていたら、カブトムシが大量繁殖した。
・kajiyanoでも告知・販売協力してくれないか。小学校への寄贈もOK
「カブトムシですか・・・。分かりました!近々受け取りに行きます」
そう言ったものの、実は幼少期からカブトムシは苦手。
対照的に、妻は得意分野です。
軽トラで行ってもらえれば話は早かったのですが、その週に限ってスケジュールの都合が合わず・・・。
仕方なく、わたしが営業車で三木市方面へ向かう日に、立ち寄って受け取ることにしました。
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おそるおそるの受け取り
オスとメスそれぞれ用に2つのケースを用意して、現地に到着。
いかにも栄養がありそうな堆肥を敷き詰めてから、初田さんが慣れた手つきで1匹ずつ投入。
ほどなく、お土産パッケージ?が完成しました。
![](https://genten-kaiki.com/wp-content/uploads/2019/07/ed64bfc4ea35eeb57f551481f1cb2c4f_s.jpg)
この時点では幼虫に近いものがほとんど。
基本的には土の中にどんどん潜っていきます。
集団の中で強い個体ほど地中深くをキープするのだそうです。
ただ、中には成長が早く飛び立ちたくてしょうがない子も・・・。
ちょうど良いフタがなかったので、新聞紙で封をして、トランクに詰め込みました。
「はしっこの隙間から出てこないと良いけど・・・」
一抹の不安を抱えながら、三木方面へ向かいました。
事件発生
乗車20分、国道175号線に乗りしばらく走ったころ。
「ブゥーン」
「カサカサカサ・・・」
嫌な予感が的中・・・。
バックミラーに、羽ばたく1匹のオスの姿!
ハンドルを持つ手が小さく震えました。
某店の駐車場に停車して彼を捕獲し、ケースの封を補強。
平静を装って定例会議へ向かったのでした。
幸い、その後は約3時間のあいだケースの中でおとなしくしてくれました。
長谷小学校に寄贈&kajiyanoで販売
深夜に帰宅してから、とりあえずkajiyanoの軒下にカブトムシケースを設置。
「けっこうなスピードで成長しそうよな・・・」
販売のみとなると数が読みにくいため、長谷小学校の寄贈分をまず確定することにしました。
翌朝学校に電話して相談。
希望者を募り、数を取りまとめていただけることになりました。
一方で、ちょうどkajiyanoのイベントもあったので並行してペア500円で販売。
結果的に、長谷小学校には15ペアをお渡しし、残りを販売。
晴れて、手元のカブトムシはすべて旅立ちました。
・・・のはずだったのですが。。
妻の強い希望で1匹のみオスを飼育中です。
今日の一句
漆喰の壁を登れる甲虫
しっくいの かべをのぼれる かぶとむし
季語:甲虫(夏)
一時的に、kajiyanoの隅でケースを保管。
案の定?わずかな隙間から抜け出そうとするやんちゃ者がいました。