木々の間を縫いつほぐれつ水引草

どうやって、田舎に人を集めるか。 どうやって、田舎から発信するか。 そう考えたときに、ネットの力はやはり無視することはできません。 インターネットの進化は止まらない。 それにしても、五輪エンブレムの白...

竹炭を茣蓙に広げる野分あと

「台風が来る!」 と聞けば、一斉に家を閉めて納屋や屋内に道具を避難。 台風が去ったあとの村の動きも、これまた電光石火でした。 台風が長谷を通過! 24日夜から未明にかけては、神河町もたいへんな暴風雨に...

新涼や栞挟みし古書あまた

毎年8月23日は、村の地蔵盆。 おでんやお酒を片手に、わいわいと盆踊りを楽しむ一日です。 しかし残念ながら、今年は自宅謹慎。寂しい初秋のひとときとなりました。 田舎暮らしなのに、デジタル漬けの日々!?...

蜩や夕餉の皿のつややかに

『谷間の家さんきら』には、ときどき遠方から思いがけない来客があります。 しかし今回は、おどろくほどご近所から。 若者の田舎暮らしといえば・・・”消防”! 今だから正直に告白します。 わたしがひそかに心...

山あいの一本道の門火かな

先祖がつどう、盂蘭盆会(うらぼんえ)。 一年に一度、ご先祖とじっくり向き合うひとときです。 慌ただしき長谷のお盆 この時期、和尚さん(頭にアクセントで「おっさん」と呼ばれます)は大忙し。 長谷では禅宗...

赤蜻蛉田ん圃の空を低く翔ぶ

骨を折ってから、今まで自分がしていた外作業は妻まかせ。 しぶしぶながら毎日水の管理をしてくれており、おかげで順調に穂が実ってきています。 待ちに待った出穂 今年の長谷の米作りは、ゴールデンウィーク明け...