庭先の一本桜の咲きて散る

例年より早く満開をむかえた桜が、少しずつ散り始めています。 わたしが暮らす村では、4月第1週に集落の総会、第2週に隣保の総会が行われました。 「村の住民」であるということ 総会の議題は多岐にわたります...

したたかに根を張ってゐる杉菜かな

人体にとって、大きな可能性を秘めている春の野草。 野草料理研究家・尾下清子先生の勉強会に参加してきた妻が、ダイジェストで教えてくれました。 尾下先生は、お住まいの市川町で、マクロビオティック料理の研究...

閑村の新顔まじる花見かな

知らない土地へ移り住むのは、不安がつきまとうもの。 神河町では、行政もサポートを担う移住者交流の会があります。その名も『神河を遊ぶ会(神遊会)』。 この度は、神崎公民館向かいの土手でお花見会が行われま...

新妻や弥勒の手なる春の暮

姫路駅前に事務所を構えて、間もなく3か月。 わたしたち夫婦の関係性や暮らしにおいて、確実に変化が生まれてきています。 試行錯誤の二拠点生活 姫路駅前の骨董屋さんの取材を終え、みゆき通りを歩いていると、...

山茱萸の光こぼるる旧家かな

砥峰高原の毎年恒例行事、「山焼き」。 今年はめずらしく天候に恵まれたものの、思わぬ事件が発生しました。  ジンクスを破った?「砥峰の山焼き」 当日は、朝からすっきりと気持ちの良い快晴。私たち夫婦は、な...

村人のつどい散じて春の雨    

田舎で一年暮らしてみると、色々と欲しい「道具」が出てきます。 これから本格化する外作業にむけて、作業用品店やホームセンターにて少しずつ調達。 ついつい予定外の買い物も・・・ 良い仕事は、良い道具から?...