秋めくや肴を囲む猟師小屋

試行錯誤の有機稲作もいよいよ終盤。 一年のできごとを振り返りながら、来期の準備に入っています。 反省と来期への抱負 同じ集落の3農家でトライした有機稲作。 雑草の繁殖に泣かされつつも、なんとか穂が実る...

顔伏せし先陣の往く虫送り

たいまつを手に、田んぼのまわりを練り歩く「虫送り」。 神河町長谷地区の赤田集落で行われた行事に消防団員として参加しました。 虫送りとは何ぞや? 恥ずかしながら、今回参加するまで「虫送り」というものが何...

梅雨晴や二足並べる田植靴

車があり、炊飯器があり、洗濯機がある。 便利な暮らしの中で生まれ育ったわたしたち世代は、「元がどうだったか」を後追いで知るということが往々にしてあります。 先人の知恵あっての稲作。 昨年はじめて挑戦し...

振り払ひつつ戻りくる蚋の群

時間を見つけて少しずつ進めている、さんきら農園の整備。 思わぬハプニングに見舞われました。 田舎暮らしの天敵「ブト」 時おり晴れ間がありつつも、じめじめと不安定な気候が続いています。 ここぞと活動がア...

川越しに名を呼ばれたる夏の夕

農地を持つありがたみを感じながら。 さんきら農園(仮)、始動しました。 救世主、現る。 町から借り受けることになった農地。 しばらく使われていなかったため、びっしりと太い雑草がはびこっていました。 ど...

雨溢れて蛙の園となりにけり

田植えも無事終わり、しばらくは苗の様子見・・・ と思っていましたが、そうはいきませんでした。 喜びと戸惑いの有機稲作 「わしらは蛙育ててるんちゃうからの」 と米づくりの先輩から冗談で言われたことがあり...