葉桜を見馴らふころとなりにけり

(※6/21加筆修正) 四年に一度、100句1組で競う若手俳人の登竜門へ。 井の中の蛙、大海を知りました。 「第五回芝不器男俳句新人賞」への挑戦。   ”俳壇”と”俳人” 俳句に親しみのない...

亀鳴くや潤み初めたる千枚田

米問屋の仕事が案外忙しいのです。 現在、長谷地区赤田集落のお米を取り扱っています。 地域の資源を橋渡し。   去年の後半あたりから、地域のかたから仕事のご相談を受けることが出てきました。 お...

野蒜食ふ齢同じき夫婦かな

長谷は初夏を思わせる陽気。 毎年の風物詩の中に、ときおり新しい風が吹きます。 ノビルとヤギと町議選。   田んぼの畦や裏山の入り口に、青々と草が茂りはじめました。 田舎で暮らす人間にとっては...

雨の夜の光の粒となるさくら

会計監査、総会、田んぼの春作業。 何かとそわそわする季節です。 慌しき、年度の変わり目。   保田式稲作では、4月のはじめにぼかし肥料を撒いてから全体を薄く耕耘します。 一般的な農法では深く...

日本を発つ日の枝垂桜かな

カナダ人アーティスト・ダニエルが1週間の滞在を終えて帰国。 長谷の魅力を改めて教えてもらった気がします。 異国の人の、ゼロからの出発。 関連する過去記事 極寒のカナダの飴をもらひけり(18/1/22)...

古草や移り住む故それなりに

いったい何が引き寄せるのか。 「移住」の不思議を想います。 ワールドワイドビレッジ、ハセ。   長谷に移住予定のカナダ人アーティストのことは以前に記事で紹介しました。 極寒のカナダの飴をもら...