笹鳴きや移り住みたる里の黙

過疎化が進む地域における、大きな課題のひとつ。 「若者が少ない」という現実がさまざまに波及しています。 次世代を担う若手たち   神河町に移り住んでから、年齢以上に自分が「若い」と感じます。...

穫れ高を問へば答ふる秋祭

秋祭りのシーズン。 今年は、ちょっと肩身の狭い想いをしました・・・。 その年の米づくりを振り返る。 大川原の秋祭りは、”祭り”の原点そのものかもしれません。 思うようにならない天候と戦う苦労、無事にお...

麦の秋生花店より望みけり

久しぶりに、神河町柏尾の花屋さんにふらりと訪れました。 谷間の家さんきらの庭に、少しずつ花が増えてきています。 顔が見える地元のお花屋さん 神崎南ICを下りて砥峰方面に進むと、すぐ左手にあらわれる花屋...

畦に立つ妻の見守る田植かな

今年の苗は、すこぶる元気だそうです。 いよいよ田植えがはじまりました。 苗受け取りとハウス解体 気候の影響か今年は苗の成長が早かったようで、水稲農家への苗配りが、当初の予定より3日前倒し(11日)とな...

庭先の一本桜の咲きて散る

例年より早く満開をむかえた桜が、少しずつ散り始めています。 わたしが暮らす村では、4月第1週に集落の総会、第2週に隣保の総会が行われました。 「村の住民」であるということ 総会の議題は多岐にわたります...

猟銃の朧にひびく峡の里

田舎暮らしと獣害は切っても切り離せません。 昨年、わたしたちの畑もずいぶんと猿に荒らされましたが、お家によっては鹿の作物被害も大きかったといいます。 大川原集落には、獣害対策で山を駆けめぐる、頼もしい...