見返りし鹿の眼の澄みにけり


近くて遠い、おとなりの川上(かわかみ)集落。

車を降りて歩いてみたら、強烈な出会いが待っていました。


峰山高原へのルート

おかげさまで、ホテルリラクシアにおける新米の売れ行きが好調で、先日3度目の追加納品に伺いました。

 

ホテルリラクシアがある峰山高原までは、谷間の家さんきらから行く場合、2通りのルートがあります。

 

① 北上して川上集落から砥峰高原を抜けて、峰山高原へ。(所用時間:約30分)

ホテルモンテローザ方面に下り、JR寺前駅方面から高朝田~南小田を抜けてぐるりと峰山高原へ。(所用時間:約50分)

 

なるべく①で行きたいところなのですが、山あいの斜面が険しく灯りが少ないため、季節や時間帯によっては②を選ぶ場合もあります。

今回は、午前中に①ルートで訪問。

リラクシアでランチをいただいてから、川上集落を散策してみることにしました。

心地よいロケーションです。
開放感たっぷりの心地よいロケーションです。

川上集落の見どころ

近場とはいえ、はじめて訪れる土地を散策するには、地元の人に訊くのがいちばんです。

という訳で、川上地区の村営ふれあいマーケットでアイスを買いがてら周辺のオススメスポットを教えてもらいました。

川上集落を一望できる高台の神社。

棚田を楽しめる散歩コース。

続いて、「あ、そういえば鹿の角を集めてる人がいてねぇ」という言葉に二人ともピクリと反応しました。

 

絶対に”面白い(変な)人”です。

 

さっそく、そのロッジへ行ってみました。


鹿の角マニア Yさんの小屋

残念ながら、現在は廃校となっている旧・川上小学校

校庭に面した坂を少し下り、右手に続く路地を入ると、ほどなく楽しげ(怪しげ)なロッジが見えてきます。

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北側からのアングル。ロッジの手前の水槽では魚の養殖が行われています。

その管理人は、地元のハンターでもあるYさん

(サイトで紹介するご了承はいただいていますが、一応伏せておきます)

 

2年前に退職して、趣味でこのロッジを作ったというYさん。

山の木をみずから間伐して運び、重機も使わず基礎からすべて1人で作ったというから驚きです。

Yさんをよく知る村の先輩いわく、昔からとんでもなく器用な人だったそうです。

 

鹿の角は、ハンターの仕事で山に入る際に収集。(一部、北海道などから取り寄せているものもあります)

生え変わるタイミングは左右で微妙に違うため、きれいな左右対称の角は貴重なのだそうです。

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上段が川上の鹿。下段は北海道の鹿。逃げる際の邪魔にならないよう、生息地域によって角の幅が変わってくるのだそうです。
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一般人は、本物を置いてはいけません。
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表面接着ではなく、ボルトで繋いであるため、頑丈です。

今のところ店舗やギャラリーとしての運営は予定されていないようですが、鹿の角の置物や、壁掛け用のオリジナル剥製は販売中です。

発送も可能ですが、質感や仕上げを直接確認してもらいたいこともあり、現地受け渡しが基本となります。

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アクセサリーや帽子掛けにも?税込5,000円~。
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半永久的に飾れるよう、角以外の部分を木で制作したというオリジナル剥製。(通常の剥製は経年変化してしまう) 税込50,000円~。

ご興味のある方は、おつなぎしますのでメッセージをください。

(狩りや獣肉にまつわる、ここでは書けないような興味深い話をたくさん聞かせてもらったので、そのお礼としてこのブログで取り上げさせてもらいました)

 

まだまだ知らないことだらけ。

せまくて広い、山里の村です。


今日の一句

見返りし 鹿の眼の 澄みにけり

みかえりし しかのまなこの すみにけり

季語:鹿(秋)

峰山高原への山道を運転していると、たびたび鹿と出会います。

野菜や花の根まで食べてしまう、人の暮らしの天敵ですが、その透き通ったまなざしには愛らしいものを感じずにはいられません。


One comment

  1. sima says:

    変な→面白い。
    怪しげ→楽しげ。

    こんな変換を公言しだすと、もうそっち(変人)の世界の人ですね。
    でも、大人(常識)の世界から見て変人なのは、子供の感覚を維持してる人だったりします。
    昔、会社で言われた「大人になれ」なんて言葉は、「愚か者になれ」ということだと今でも思います。
    「愚か者」になれない「変人」こそ、これから必要な才能だと思います。
    モノづくりの人たち(作家、監督、アーティスト、研究者・・・)抜き出た人は例外なく変人ですよね。
    これからは、組織内で生き残る「愚か者」より、一人で生き抜ける「変人」がデフォルトになるでしょうね。

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