三椏の花ぽつぽつと点りけり


ここ数日で、たくさんの生命が一気に動き出しました。

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気温の変化に最も敏感な生き物!?

忘れもしないあの朝。

「春が来た!」と肌で感じ玄関の引き戸を開けると、「ポトリ」と懐かしい音

カメムシのカメちゃんでした。

仲間へ伝播していくのか、それから毎日、屋内外至るところで出没しています。

何の前触れもなく、またカメムシとの闘いが始まりました。

彼らが出没するのは、冬眠から目覚める春先と、冬眠先を探す秋口。

少なく見積もっても、一年の半分以上はカメムシと挌闘していることになります。

あなおそろし。

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劇的な「春の訪れ」

ついつい脱線してしまいました。

もちろん、カメムシだけではありません。

畑の益虫・蜘蛛も活動をはじめ、せっせと巣を張り始めています。

のような虫もちらほら。

若いウグイス「チチッ」とへたっぴに鳴き(ささ鳴き)

雨の日には、「グワグワ」の初鳴き。

庭にはが咲きはじめ、木々から新芽が出てきています。

なんだか、急に賑やかになりました。

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今日の一句

三椏の花 ぽつぽつと点りけり

みつまたのはな ぽつぽつとともりけり

季語:三椏の花(春)

庭先でひときわ目をひく、三椏の花。

稲畑汀子さんの句「三椏の花 三三が九三三が九」のリズムそのままに、見事に3の倍数で枝分かれして花を咲かせ始めています。

心の中に灯りがひとつひとつ灯っていくような、手放しに明るい春の日々です。


兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学大学院 教育学研究科 修了。専門は江戸の初期俳諧。 総合広告会社(博報堂DYホールディングス)を経て、2014年兵庫県神河町に移住。2015年起業。2020年より株式会社OFFICE KAJIYANO 代表取締役 俳句結社「姫路青門」所属

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