爪の端に重み残して赤蜻蛉


長谷では、9月20日から稲刈りが始まりました。

稲作の肝は「水」名水で有名な神河町のお米は美味しいと言われています。

実際、近所の方からコシヒカリを買っていますが、ふっくらしてとても美味しく感じます。


目からウロコの「有機農法」

お米といえば。

私たち夫婦は今、加西市の農業大学校にて神戸大学名誉教授・保田茂先生による「有機農業教研修」に参加しています。(8月~。全4回)

先生は神河町でも通年セミナーを行っており、そちらを受講している村の大先輩方から紹介してもらいました。

長年農業をされてきたその方はも、講義を受けて実際に自分の畑を有機農法に変えたそうです。


先生によれば、「有機」の由来は、「天地に機有り」。「機」は機会やチャンス、法則。

つまり、「天地には法則あり」

大自然の法則に従って野菜やコメ作りをすべきだという考え方です。

「山の木は、なぜ肥料をやらないでも育つのか?」

「同じ環境を田んぼや畑に応用するなら、どうすればよいか?」

答えは、「今朝、何食べました?」から始まる先生の名講義で是非教わってください(笑)

正しいやり方を直接伝えていきたいという、先生のご意志でもあります。(ちなみに、「パン」と答えると大変なことに・・・!?)


食べるものを選ぶ。作る。

スーパーに行けば色んな食べ物が簡単に買えますが、心から安心して食べられるものを手に入れるのはそう容易ではありません。

体に直接取り込むものだからこそ、生産者の顔が見えるものを選ぶ。できたら自分自身で作る。そんな暮らしを少しずつ実践していけたらと思っています。

と、すっかりオーガニック志向なことを言いながら、独身サラリーマン時代は、毎晩暴飲暴食でした。

それはそれで楽しかったのですが、今や外食で肉や脂っこい食事を摂ると、翌日に便通の変化を感じる体に・・・

良いのか悪いのか、「ところ変われば」でしょうか。

夏野菜はひととおり収穫が終わったので、冬野菜用に新しい畝をつくり、保田先生流の有機農法で大根白菜を作ってみたいと思います。


今日の一句

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爪の端に 重み残して 赤蜻蛉

つめのはに おもみのこして あかとんぼ

季語:赤蜻蛉(秋)

見慣れた稲が無くなった田んぼは、何だか寂しいものです。

そんなことを思いながら石に腰掛けてぼんやり眺めていると、よりどころの稲穂が無くなったのか、真っ赤なトンボが人差し指の先に。

「おお、よくきたね」と思った矢先、トンボは何の未練も無いかのように、また秋空へサッと飛び去ってゆきました。


兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学大学院 教育学研究科 修了。専門は江戸の初期俳諧。 総合広告会社(博報堂DYホールディングス)を経て、2014年兵庫県神河町に移住。2015年起業。2020年より株式会社OFFICE KAJIYANO 代表取締役 俳句結社「姫路青門」所属

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