山裾の水引き込みて蛙鳴く


まだまだ”農家見習い”にも至りませんが。

本年から、大川原営農組合の会計を務めることになりました。

※更新が大幅に遅れ申し訳ありません。


次世代の営農組織づくり

 

「村の中心人物を挙げよ」

そう聞かれたら、大川原集落の場合は70代のベテランの方の名前が続きます。

経験。

知恵。

気力。

そして体力までも(!)、下の世代を凌駕していると言っても過言ではないでしょう。

 

しかし、集落の近い将来を考えると現在の構図を前提にし続ける訳には行きません。

村全体でその問題に向き合うきっかけとなったのが、集落の農地管理計画を行政に報告する「人・農地プラン」の作成。

5年後、10年後の農地をどう管理していくか。

議論の結果、現在の営農組合組織を維持しながら若い世代へ段階的にバトンタッチしてゆく方針となりました。

 

新しい組合長は、60代前半。

副組合長は、50代。

そして、会計・書記が山口貴士、32歳。

 

改めて文字にしてみると年齢の飛び方がすごいことになっていますが、役目をいただいた以上は頑張るのみ。

まずは、組合長同伴のもとメインバンクであるJAの窓口へ。

預金通帳や農機具保険等もろもろの名義を「大川原営農組合 山口貴士」に変更しました。

今後は、育苗ハウスの組み立て苗配りなど営農組合主催行事における経費処理オペレーターの収入管理農機具メンテナンスの費用管理などを随時行っていきます。

まだ始まったところですが、お金の流れが掴めると村の農業の大まかな全体像が見えてきそうな気がしています。

自分の勉強にもなると思って頑張ります。

 

それにしても、営農組合の通帳を持って平日の日中に銀行をウロウロするのは何だか落ち着きません。

窓口のお姉さんから

「若いのに大変やねぇ」

と声を掛けられますが

「一体どんな生活しとんやろ・・」

と、心の中で思われているに違いありません。


今日の一句

 

山裾の 水引き込みて 蛙鳴く

やますその みずひきこみて かわずなく

季語:蛙(春)

冬期湛水を終えて、からりと乾いた田んぼ。

春の水を引き込むと、それを待ち望んでいたかのように蛙の鳴き声が次第に大きくなっていきました。


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