思いがけず今年仲間入りすることとなった消防団。
初仕事は、クリーン作戦と地域の消火訓練でした。
消防団員、出勤!
毎年12月のはじめに行われる、地域一斉のクリーン作戦。
全員にゴミ袋と軍手が支給され、各自で回収して公民館に集め、消防団員が運搬します。
大川原集落は、長谷ダムへ登っていく峠道の脇など、対象エリアが広く大変!
(消防の先輩いわく、毎年、いちばん最後まで頑張っているのは大川原だそうです。)
作業をしていると、だんだんと、男性陣が軽トラに載せて帰ってくる大量のごみを、女性陣中心に仕分けするような感じになります。
こういったチームワークが自然にできていることに毎度感動します。
続いて、集落持ち回りで実施している消火訓練。
今年は大川原の順番。
わたしは消防団員として、先輩団員のサポートに回りました。
その後は、古くなった消火器の引き上げや新品との交換で各戸を訪問。
「おう、初仕事やのう」
「ありがとうね」
「これからよろしく頼むね」
と迎えてもらい、みなさんの期待(同時にプレッシャー)を感じました。
団員ミーティングにて顔見せ
もろもろの活動が済んでから、団員は、事務所ともいうべき長谷分団の車庫に集合。
当日集まったのは、約30名の団員のうち10名強。
新入団員紹介のあと、先輩団員の皆さんに自己紹介をしていただきました。
全体会議を行ったのち、ざっくばらんに歓談。
日ごろなかなか同世代の人と村で出会うことがないので、新鮮なひとときでした。
「消防団」というと、五郎丸のようなイカつい人だらけの”体育会系”かと思っていましたが、さにあらず。
大事なところは締めつつも、アットホームで和気あいあいとした雰囲気だったので、ほっとひと安心です。
次回の仕事は、年末警戒です。
今日の一句
寒晴や 新人駆ける 消防団
かんばれや しんじんかける しょうぼうだん
季語:寒晴(冬)
晴れ間が広がりつつも、きゅっと身が縮むような肌寒い朝。
先輩に付き添って、新人消防団員がぎこちなく走り回っていました。