”地元”を離れられない大型連休ではあっても。
田舎の暮らしは日常がレジャーといえるかもしれません。
農作業は、ストレス解消?
長いようで短い、ゴールデンウィークが終わりました。
kajiyanoへの訪問が立て込む日もありましたが、ほとんどの得意先の動きが落ち着いていることもあり、比較的ゆったりとした気分で過ごすことができました。
(操法大会の練習もGW中は一時休止です)
「長期の旅行には行けなくても、長谷でバケーション気分を味わおう!」
なんて話していた訳ではありませんが、時間ができるとお互い気の赴くまま外へ。
ある時はどちらかが店番に残って庭や田んぼの手入れ。
またある時は、「近くの農園に出ています」と張り紙→軽トラに乗り合わせて「sankira green-farm」へ。
もちろんおよその計画は立てた上ですが、気持ちにゆとりを持って土に触れる時間はいまや癒しのひととき。
軽トラのハンドルを握り、ふらりと発進する瞬間はなんとも言えない快感です。
↓日本の「mini trucks」がアメリカで人気を集めているそうです!
https://www.youtube.com/watch?v=_9IhJhiEb28
なぜか高く売れる“オンボロ 軽トラック”の話
(NHK「所さん大変ですよ」2017年3月9日放送より)
連休中、テニスの練習に行った際のこと。
週末の畑仕事をライフワークにしている先輩が
「野菜づくりはストレス解消」
と笑顔で話していたのが、なんだかぐっときました。
「田舎暮らしといえば、やっぱり農業だよな」
「米づくりも頑張らないと・・・」
移り住んだ当初は少なからず「責任」や「プレッシャー」の対象でもあったものが、最近だんだんと充実した生活の一部に感じられるようになってきました。
「新鮮さ」から、「落ち着き」や「深み」へ。
同じ場所で暮らしていても、歳月とともに「感動」の対象や質が変わっていくのかもしれません。
寡黙で雄弁な大自然と向き合う日々です。
今日の一句
鷺の立つ 青田の上に 我も立つ
さぎのたつ あおたのうえに われもたつく
季語:青田(夏)
田の畦や水面に訪れるシラサギの姿は、まるで何かの使者のようにも。
地に足を着けて、同じ空間をしばしのあいだ共有しました。