盂蘭盆や子の掌に載せる叩鉦

姫路で暮らす甥っ子たちにとっては「叔父と叔母が住む長谷の家」。 将来どんな風に思い返すのでしょうか。 「長谷のいえ」のお盆   今年もお盆の季節がやってきました。   <過去のお盆...

遠き日を想う川辺の河鹿かな

50年前。100年前。あるいは50年後。 自分の年齢以上のスパンで、家や地域の歴史を考えさせられます。 家が見とどける歴史 「百年の家」という絵本に出会いました。 語りべとなるのは、1656年に建てら...

干し藁の軒に忙しき初燕

4年目の春にして、はじめて。 我が家の納屋で、燕が営巣中です。 福を呼ぶ?ツバメの巣づくり   ちょうど2年ほど前に記事にしていますが、わたしたちが暮らしはじめてから、ツバメが下見に来ていた...

紫陽花や苔生す樋に落つる雨

梅雨のシーズンに入りました。 古民家暮らしには難の多い季節です。 雨と湿気に立ち向かう。 手紙には「拝啓 入梅の候」としたためながら、あまり準備せぬまま梅雨を迎えてしまった今年。 ここ数日間は大慌てで...

電柱の傾きに慣れ春の風邪

今年は、谷間の家さんきら改修イヤー。 敷地内に立つNTTの電柱の移設が完了しました。 傾いた電柱は危険!? 小屋改修にむけて想像を膨らませるとき、どうしても見て見ぬふりはできない問題がありました。 ひ...

口元の角度を保つ雪達磨

ようやく、山間部の冬らしい気配が漂ってきました。 夜が明けると、そこにはまぶしいほどの雪景色が広がっています。 雪のシーズン到来! 昨年の冬は、あまりに厳しい寒さと灯油価格の高さに泣かされましたが、う...