蜩や夕餉の皿のつややかに

『谷間の家さんきら』には、ときどき遠方から思いがけない来客があります。 しかし今回は、おどろくほどご近所から。 若者の田舎暮らしといえば・・・”消防”! 今だから正直に告白します。 わたしがひそかに心...

夏河の石かるがると子等の越ゆ

突如はじまった、松葉杖生活。 「全治2ヶ月」という診断をふまえて、その間の遠出をはじめ、予定が次々とキャンセルに。 経緯と現状をしっかり見つめて、はからずも生まれた「時間」を活用したいと思います。 振...

舞踏家の大地にあそぶ素足かな

古(いにしえ)よりつづく民族の舞踊には、その土地ならではの息吹が宿っているといいます。 世界を旅しながら、民族舞踊や唄/音楽の神髄を探究している富木えり花さんというダンサーがいます。 驚きの再会。 「...

沈黙の一座見廻す扇風機

はるばる東京より、経営コンサルタントの先生がご来訪。 その眼に映る、わが大川原集落の暮らしと環境とは・・・? 恩師、神河町へご来訪。 K先生は、誰もが知っている大手メーカー(複数)を担当している経営コ...

カリンバの音色かさなる夏の夜

犬見川の蛍がピークをむかえるこの季節。 今年も谷間の家さんきらで、離れを開放して音楽イベントを催しました。 年に一度の特別なひととき 昨年、一昨年と続いて、谷間の家さんきらの離れを舞台に蛍見&音楽を楽...

新妻や弥勒の手なる春の暮

姫路駅前に事務所を構えて、間もなく3か月。 わたしたち夫婦の関係性や暮らしにおいて、確実に変化が生まれてきています。 試行錯誤の二拠点生活 姫路駅前の骨董屋さんの取材を終え、みゆき通りを歩いていると、...