新調の看板と積む今年米

kajiyano初の「1日限定ショップ」。

「出向く」ことで、広がる可能性が確実にあります。


ピオレ姫路で1日限定ショップをオープン

 

ピオレさんとのご縁

JR姫路駅直結の商業施設「ピオレ姫路」

ご縁ができたのは8月の終わり。

姫路のウェブメディアを運営する知人の紹介で、運営会社の社員お二人がkajiyanoに突如来訪されました。

「なぜ、ピオレさんがうちに!?」

背景にあるのは時代の変化。

・「モノを売る」ことが難しくなりつつあるなか人口は減少の一途。

・今後は大手ブランドのテナント誘致だけでなく地域との連携も強化する必要があると考え、地域事業者とも連携した情報発信基地スペースを立ち上げる予定。

・そのスペースで、兵庫県の山間部の地域の人やモノ・コトをつなぐような企画を何か考えてもらえないか

こんなご相談でした。

 

9/13のリリース
ピオレ姫路 ピオレラボ始動~ポップアップスペースを中心とした新たな情報発信基地~|JR西日本

 

とはいえ、kajiyanoとしてそんな規模のプロジェクトを実施したことはなく自信もありません。

そこで「まずは何かテスト的にひとつ・・・」

ということで実現したのが「ピオレ姫路1」地下スペースでのスポット出店。

今春オープンしたイートインスペースと一体の1枠です。

 

下りエスカレーターの真正面で、なかなかに目立つ場所。

 

「これは、頑張らなあかんな・・・!」

 

日頃は絶妙にエネルギーを温存している妻のスイッチが入りました。

 

全体コンセプトと出店内容と、看板のサイズやデザイン、のぼりの色、本数、米や味噌の紹介シート・・・

はじめて考えること、用意するものが盛りだくさん。

出店日が近づくにつれ、山口家の食卓は簡素になり、kajiyanoは深夜まで煌々と灯りがともるようになったのでした。

デモ設置したときのようす。

いざ、出陣!

 

当日は5時半に長谷を出発。

気持ちのよい晴れ空で、ふだんまず見ることのない明け方の長谷の景色が新鮮でした。

 

以下、写真を中心に。

 

試食用のおにぎり。食べてくれた方の購入率が驚くほど高かったので、もっとたくさん用意すべきでした。
無農薬で育てたコシヒカリのほか手作り味噌、米ぬかクッキーといったレギュラー商品も販売。特に手作りみそがよく売れました。
農家感を出してみました。
特製アクリルケース(義父作)での量り売り。

 

友達や仲間、家族のほか

「ピオレ姫路のサイトを見て、内祝いのギフトセットを注文しに来ました」

「前から気になっていて、姫路に来られるなら買いに行こうと思って・・・」

長谷にいたらおそらく出会えなかった人たちとの出会いも。

確かな手応えと、次へのヒントを得た一日でした。

 

ちなみに翌日は、村の秋祭り

お米が無事収穫できたことへの感謝をかみしめつつ、疲れた体にアルコールが染み渡りました。


今日の一句

新調の 看板と積む 今年米

しんちょうの かんばんとつむ ことしまい

季語:今年米・新米(秋)

手作りの看板やのぼりと、什器類と、そして新米と。

農作業用の軽ワゴンにぎっしりと詰め込んで、姫路へ出発しました。

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