若人の継ぎし茶園の茶摘かな

【2019.4.28追記しました】人材不足が深刻な農林業。

新たな求人の試みに携わらせていただきました。


【森林組合×茶園】合同リクルーティング企画

 

 

最近どの企業に伺っても経営者様の口から出てくるのは

「人手不足」。

 

「以前は工業高校から一定人数回してくれていたのに今はさっぱり」

「美容師、そして美容学校の生徒数が減っていて危機感がある」

 

ニュース等の報道で人材不足が叫ばれていますが、身近なところでもそれを実感します。


kajiyanoのイベント「くらしとしごと」にもゲストで来て頂いた「木こりのキタさん」。

 

神河町のブランド「仙霊茶」の茶園を引き継いだ野村さん。

向かって左

お二人の間で、

「茶園の摘み取り(4〜5月)と地籍調査(6〜9月)の求人をいっしょにしよう!」という企画が誕生。

共通の知人であるわたしが、その情報整理と発信を担当させていただくことになりました。


やや公的な機関である森林組合の名前が出るプロジェクト。

どうやって通すかという問題になるわけですが、幸い組合長とは面識があります。

①わたしたちが参加している町の有機農業教室のリーダーでもある。

②杉営農組合の余剰米を、kajiyanoで販売協力させて頂いたことがある。

 

たたき台のチラシを事務所に託けたところ、組合長から電話。

「会って話したいんやけど、時間ある?」

 

内心、「ちょっと難しいのかな・・・」と覚悟しながらの面会。

ところが、フタを開けてみれば

「いや、もうちょっと参加者の条件を良くできひんかなと思ってな」

いろいろと前向きなご提案をいただきました。

 

茶園のオーナー野村さんにも何度も確認をいただき、告知内容が決定。

 

さっそく申し込みが来ています。

4〜5名ほど募集していますので、茶園と山どちらかだけでも、興味があり参加できそうな方がいらっしゃいましたらお知らせください!

 

2019.4.28追記

神戸新聞朝刊に掲載されました。


今日の一句

若人の継ぎし茶園の茶摘かな

わこうどの つぎしちゃえんの ちゃつみかな

季語:茶摘(春)

広大な茶園を受け継いだ、若きオーナー。

茶摘みの日が近づいています。

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