振り払ひつつ戻りくる蚋の群

時間を見つけて少しずつ進めている、さんきら農園の整備。 思わぬハプニングに見舞われました。 田舎暮らしの天敵「ブト」 時おり晴れ間がありつつも、じめじめと不安定な気候が続いています。 ここぞと活動がア...

間仕切りに沿いて百足虫の去りにけり

「生き物との共生」。 究極の理想ですが、どうしても難しい相手がいるのも事実です。 ムカデに咬まれるの巻 ある晩のこと。 宴の帰りで、すっかり酔い心地。 お風呂上がりに布団を敷き、最近ハマっているナダル...

白鷺のしばしとどまる青田かな

敷地内に新設するリゾートオフィスkajiyanoの立ち上げ準備はひと区切り。 入れ替わるようにして、山口貴士事務所が慌ただしくなってきました。 ことばを売る? 「本業は何なの?」 とよく訊かれます。 ...

動かざる吾に安堵の蜥蜴かな

いのちが躍動する深緑の季節。 めざましく活動するのは人間だけではありません。 虫と暮らす。 6月11・12日に開催した蛍×ライブイベント。 おかげさまで両日とも満員御礼となり、演奏も素晴らしいものとな...

紫陽花や苔生す樋に落つる雨

梅雨のシーズンに入りました。 古民家暮らしには難の多い季節です。 雨と湿気に立ち向かう。 手紙には「拝啓 入梅の候」としたためながら、あまり準備せぬまま梅雨を迎えてしまった今年。 ここ数日間は大慌てで...

花婿の影躍動す夏の宵

懐かしいような、ドキドキするような。 久しぶりに東京を訪れました。 バンドマンならではの結婚パーティー 妻との最初の出会いは高校時代。 バンドメンバーを募集していた妻にギタリストとしてわたしが紹介され...